涙しちゃう夜もあるよね#29
女は我慢しなくてはいけないことが多い
子を宿せば
大好きなお酒も
口寂しさ癒す煙草も
身体に負荷がかかる運動も
仕事ですら、いつか絶対休まなきゃいけなくて
そこから復帰をするには現実的に厳しい
男女平等をいくら社会が唱えたところで
女は我慢しなくてはいけないことが多い
だって、無理だもん。
違うんだもん。普通に。
子を産む前の嬉しい気持ちと辛い気持ちと現実の痛みと痛みの最中の絶望感ともう直ぐ会えるという期待と産まれた時の本当の感動と後になっても続く痛みやマイナートラブル
"女"としての自分が薄れていく感覚。
男にはわからないけど汲み取ってくれる努力は欲しいものだよね。
ちょっとしたことで泣いてしまう自分の弱さも
子がわけもなく泣いて泣き止まなくて
自分がわかってあげられないから
自分がイライラしてるのが伝わってしまった
旦那と喧嘩をして悲しんでる
とかとか
考え出したらキリがないけど
泣いてる我が子と一緒に母も泣いてる
情けない
でも、私も一人の人間
まだまだ未熟です
足りないことだらけ
自分も構って欲しい時だってあるんです
それは我が子は愛おしくて仕方ない
でも、
この子のためにあれこれ我慢しなきゃ
って気持ちも
いつまで我慢しなきゃいけないんだろって言う気持ちが
頭の中でバトル繰り広げてて
とりあえず
我慢というなの正義の天使が勝ってる
ただ、当たり前なんだろうけど当たり前って思うのをやめた
疲れるし
ちゃんとできてる!偉いぞ!自分!って思うようにはしてる。
でも、これが『母』になるということなのかな
あと少しで私が産まれて25年目を迎えるけれど、私が産まれた時の話を今でもたくさん話せる母
もちろんすごい細かいことまでというわけではないけど、聴けば聴くほど思い出したかのようにポロポロと、色々エピソードが溢れてくる。
それだけ心に残ることなんだと思った。
産まれて手術室でて電話できるようになった時母に電話かけたら何も話してないけどもしもしって言いながら泣いてた
誰に話した時よりもボロボロ涙が止まらないぐらい泣いてた。辛かった苦しかった。でも、わたしにも産めたよ。ここまでお腹で守ってこれたっていう安堵感で溢れてた。
実家を出て8年ぐらい経つけれど、
こんな親不孝ばっかの悪ガキ娘にも愛を向けてくれた母に泣いてもいたかもしれない。
一時期はほんとに口も聞かないほど仲悪くなってしまったけどやっぱり家族なんだと。
私が遠ざけて、嫌悪感を感じていた
家族
大切にしなきゃ
守らなきゃって思わせてくれた。
電話口で泣いてばっかの私に母は
泣いてる暇なんかないよ、強くならなきゃ
って、言った。
そうだよね。でも、たまにはこっそりたくさん泣く時間もあってもいいよね。
まとまらなくなったけど、泣いて書いてスッキリしたかった。
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